›2011- 10- 31

秘密

Posted by LSD at 23:59 / Category : フレーズ
仲井戸麗市Chaboの歌「秘密」。
ファーストソロアルバム「THE 仲井戸麗市 BOOK」に収録されてます。
なんというか、実にChaboらしい曲で。
曲調も、歌詞も。

で、今日、ふと、この「秘密」のフレーズが頭に浮かびました。
きっかけはありません。私は、たまに、というか、けっこう頻繁にそういうことあります。
むちゃくちゃ忘れっぽいのに。

  隠れ蓑を着よう 口裏合わせよう 奥歯に物を挟んでしゃべろう

この3つの文。
なんかすごいなと思って。
ロックでも演歌でも歌謡曲でもいいんだけど、こんな言葉を使ってる日本語の歌はないんじゃないかなーと。
隠れ蓑を着よう、だもんなー。
でもって、さらには。

  いい逃れ探そう 狭い心持とう 腹を割らずに彼等と話そう

いいなぁ。
共感、という意味においては、こういうChaboが断然好きだな。
わかってもらえるかな。

›2009- 7- 31

君にも会えるね

Posted by LSD at 23:55 / Category : フレーズ
荷物をまとめて 旅に出よう
もしかしたら 君にも会えるね

いつか君にも会えるね
うれしい報せを もっていってあげたいんだ

最近、この「君にも会えるね」というフレーズが頭を巡る。
1976年に発売された「わかってもらえるさ」と2004年に発売された「JUMP」のなかで歌われている。
「わかってもらえるさ」は何というかちょっとひねてるというか、若いって感じがする。
「JUMP」は力強い。
が、どちらもピュアで新鮮で、どちらも大好きだ。
何より30年近く経ってもこの感じを保ち続けていることが凄いと思う。

›2008- 6- 4

いいことないかな

Posted by LSD at 22:31 / Category : フレーズ
いいことないかな
いいことないかな             (いいことないかな/The Street Sliders)

行き先のないバスは行くところがない
ぶらつくのもこの歳になるとむずかしくなる (バス/SION)
今 信号は黄色
渡るも渡らぬもあんたしだい        (信号/SION)

手をのばせば届きそうな空に
鳥の群れが遠ざかってく          (風が強い日/The Street Sliders)

いいことがあるといいね
いいことがあるといいね
君にも僕にも               (何にもなかった日/三宅伸治)


と、なんとなくこんな気分の夜。

›2008- 5- 13

ちょっといいな

Posted by LSD at 23:39 / Category : フレーズ
今日のSIONのブログで取り上げられていた「ちょっといいな」。
アルバム「フラ フラ フラ」のなかの1曲。
SIONの曲というか、歌詞はみな素晴らしい。それこそすべての曲を取り上げたいくらいだ。
この「ちょっといいな」も地味といえば地味な曲だけど好きだ。

  ちょっといいな ほら
  ちょっといいな ほら
  浅瀬でふたり 子供が遊ぶ
  ただ水をかけあうだけで嬉しい
  カウンターには 絵描きがひとり
  強くなりたいんだ ひとりごと

という感じに、「登り調子の男」や「子供」、「絵描き」、「できあがった男」、「笑わせるために泣いてるコンビ」などの何てことはない(でもSIONしか描けないような)描写のあとにトドメのフレーズ。

  寂しいのは誰
  悲しいのは誰だ
  生きるために生きる
  原始の声をくれ

強烈だ。
頭の中には「原始の声」という言葉が強烈に刻み込まれる。
どこにでもある日常を切り取って、歌詞に昇華させる。
アルバムの中では埋もれてしまいそうな(失礼か?)曲でもこのクオリティだ。
凄すぎだ。「フラ フラ フラ」はそんな歌が特に多いような気がする。

›2007- 11- 5

もう寝なきゃだめだろ/SION

Posted by LSD at 21:42 / Category : フレーズ
1993年発売のSION「I DON'T LIKE MYSELF」に収録されている「もう寝なきゃだめだろ」。
SIONの歌には泣かされる曲が多いのですが、これもまたいつ聴いてもぐぐっときてしまいます。

アルバム「I DON'T LIKE MYSELF」は、たぶんリアルタイムに聴いてはいましたが、「もう寝なきゃだめだろ」を含めてなんだかぴんとこなくて、1回くらい聴いただけでずうっとしまい込んでいました。きっかけは2002年だったか、Fuji Rockへ出かける車の中でした。なんとなく気分でSIONのアルバムを流してた時、まずは「月が一番近づいた夜」でぼろぼろ。そしてこの「もう寝なきゃだめだろ」でぼろぼろでした。初めて聴いてから10年くらい経って、こういうSIONの良さがわかったような気がします。

  先生そんなひどいこと言うなよ
  そんなよう なあ すいません だけど
  こいつはまだやっと自分の名前を
  覚えたくらいで まだ何も

中程のこの辺りでうるうる。
そして最後。

  泣いてもいいのに 当たり散らしてくれたらいいのに
  ただまっすぐ ただまっすぐじっと俺を見てる

  もう寝なきゃだめだろ
  お前は少し体をこわしてんだから
  ぐっすり寝なきゃだめだろ
  でなきゃ明日 俺が起こしてやれないだろ

この最後の一行がとどめです。
歌詞を書いているだけでも、ぐぐっときてしまいます。
曲は、3分程度のわりと静かめなバラードですが、Marc RibotとRobert Quineのギターがたまらん感じで鳴ってます。もちろんSIONのこれ以上ない優しい声。
曲最後に重いピアノかな、の音が鳴るんですよね。ちょうどJohn Lennonの「Mother」が始まる前に聴こえる鐘の音を重たくしたような感じ。これが、ちょっと「悪い予感」みたいで、重たいです。

「I DON'T LIKE MYSELF」、このほかにもたくさんいい曲が収録されてます。

›2007- 10- 3

誇り高く生きよう

Posted by LSD at 21:28 / Category : フレーズ
誇り高く生きよう/忌野清志郎

とってもカッコいいタイトルだ。
R&R、POPSの曲として、最高峰だと思う。

  勇気が ほら わいてくるよ
  朽ち果てそうだった 心に
  誇り高く生きよう 喜びにあふれ

  わけもなく 涙ぐむのは
  君のこと 想ってるから
  誇り高く生きよう 喜びにあふれ

以前にも書いたような気がするが、「君のために」誇り高く生きるのだ。
僕のためでも、僕らのためでもない。君のために生きる。
結局のところ、個々の人間なのだ。一人の人間なのだ。
誇り高く生きるのは、君のためなのだ。
勇気がわいてくるのも、君のためなのだ。
どこまでもかっこよくて、そして、美しい。

›2007- 9- 28

たとえばこんなラヴ・ソング

Posted by LSD at 23:57 / Category : フレーズ
作詞・作曲:忌野清志郎&小林和生の「たとえばこんなラヴ・ソング」。
この歌もいいよなぁ。究極のシンプルなラブソングですね。

 歌うのはいつも つまらないラヴ・ソング
 オイラが歌うのは たとえばこんな歌さ
 そうさ おまえが好きさ

出だしからしてたまりません。
それでいて「たとえばこんな」というフレーズはなかなか出てこないような気がします。
でもって、サビが

 おまえが好きさ
 オイラそれしか言えない
 ほかの言葉しらない
 だけど言葉で何が言える

です。
これだけストレートな歌もあんまりないような。ぜんっぜん飾ったところがありません。
この歌詞にR&Bなイカした演奏が加わって、最後は「ちゃーらちゃちゃら」といったコーラスに「お前が好きさ」と繰り返されます。
中学生のときに初めて聴いたのですが、衝撃といってよいくらいがーんときました。

で、オリジナルのアレンジも大好きですが、ライブ盤「The King Of Live」のバージョンも良いです。テンポがちょっと落とされて、アコースティックな響きのなか、Chaboのスライドと梅津さんかな、SAXがすごく気持ちよく絡んできます。このちょっとカントリーっぽい「たとえばこんなラヴ・ソング」もほんと大好きです。「The King Of Live」のなかで、1番くらいに好きかもです。
あー、そういえば、「Rhapsody Naked」の荒々しいアレンジもかっこいーです。金子マリのコーラス、ボーカルもむちゃくちゃ力強いし、ぎんじさんのソロもイカしてるし。

こういう曲を聴いちゃうと、やっぱ清志郎はラブソングだよなーなどと思ってしまいます。
Timersなんかを聴いちゃうと、やっぱ・・・と違ったことを思っちゃうんですけどね。
結局のところ、どっちの清志郎も大好きなのです。清志郎のラブソングと攻撃的な歌は、そんな大差があるとも思わないし。

›2007- 6- 1

今日もまんざらじゃなかった/SION

Posted by LSD at 22:25 / Category : フレーズ
SIONのファースト・アルバム「SION」に収録されている曲は、好きな曲ばかりだ。
たぶん、他の方もおなじように思うに違いない。なにしろ、「SORRY BABY」、「新宿の片隅から」、「俺の声」、「ハード・レイン」と、今でもライブで歌われる曲ばかりだ。

アルバム「SION」のなかでも、特にお気に入りのナンバーが「今日もまんざらじゃなかった」だ。
SIONを聴きはじめた頃は、「SORRY BABY」などよりも好きだったし、今でも好きだ。
が、なぜか、この曲はその後のベスト盤に収録されることもなく、ライブでも一度も聴いたことがない。

SIONの街の描写は、この歌のなかにおいても思いっきりリアルだ。「夜がそろそろあくびを始める頃」の街に、登場するのは、「タクシーの運転手」、「朝一番のおばさん」、「金の為に肌をかさかさにした女たち」。そして繰り返される「今日もまんざらじゃなかった」というフレーズ。


  今日もまんざらじゃなかった
  もう金が残ってないのと
  やけに風が冷たいのと
  まだお前を忘れられないことを 除けば


疲れきった帰り道なんかに、ふと、頭に浮かぶのは、このフレーズだ。
このスローなナンバーを、ライブで聴いてみたい。

›2007- 5- 14

君が僕を知ってる

Posted by LSD at 23:46 / Category : フレーズ
特に何かあったわけでもなく、月曜だというのに残業で(月曜は関係ないか)、寝不足なもんで、もう寝ようってとき、スピーカーから流れてきた「君が僕を知ってる」。RCの、清志郎の超名曲だ。バラードでもないのに、悲しい唄でもないのに、無性に涙が流れてくるような、奇跡のような歌だ。

  今までしてきた悪いことだけで
  ぼくが明日有名になっても
  どうって事ないぜ まるで気にしない
  君がぼくを知ってる

この出だしだけで充分だ。
渋谷陽一が、昔、恋愛の究極的な理想を歌ったもので、それでいて、主人公は、実は100%完全にうまくいくことなどないってことをわかっているのだ、というようなことを書いていたような気がする。テキトウに思い出しながら書いているので、80%くらいは嘘かもしれない。

私は、この解釈に賛成だ。「スローバラード」と同じで、主人公は彼女とこの先ずっとうまくいくとは必ずしも思っていない。だけど、その漠然とした不安を表に出さず、「君が僕を知ってる」と、「悪い予感のかけらもないさ」と歌うのだ。

清志郎のラブソングのリアリティがここにある。
聴き手は、このシンプルな言葉から、聴き手の数、いや、時と場合によって、それ以上の無限のイメージをいとも簡単に思い描くことができる。この辺りは、角田光代氏が、エッセイでとてもうまく表現している。

ともかく、なんだか疲れた体に、心に、ぐぐっと、それでいて自然に入り込んでくる、それが清志郎の歌なのだ。から元気でもなく、ことさら前向きでもなく、卑下するでもなく、後ろ向きでもない。
シンプルな言葉とメロディ、そして清志郎のあの声がイカシタ演奏に乗っかってスピーカーから流れてくる。それだけで、ただそれだけで、わけもわからず、涙が出てくるような、そんな感情に襲われるのだ。明確な理由などない。それが私にとっての清志郎なのだ。

›2007- 4- 7

目覚し時計は歌う(選挙ソング)

Posted by LSD at 22:43 / Category : フレーズ
目覚し時計は歌う(選挙ソング)/RUFFY TUFFY (夏の十字架)

起きろよBaby 今日はいい天気だ Hoo
起きろよBaby 今日はいい天気だ
起きろよBaby 窓を開けてみろよ Hoo
起きろよBaby 外はいい天気だ

  (中略)

君が開けた窓の外には干からびたミイラが汗を流してる
無能な政治家テレビでまた笑う
呆れるくらい人々は脳天気だ
泣きたいくらい脳天気だ

起きろよBaby 今日はいい天気だ Hoo
選挙に行って投票しようぜ
起きろよBaby 誰か違う奴に Hoo
君の一票を託してみないか
とんでもないのを選んでみないか
何もしないより退屈しないぜ
誰かいい奴を選んでみようぜ
誰か違う奴 選んでみようぜ


影響を受けやすい無能な私はこの歌を聴いてから、選挙に行くようになりました。
ということで、選挙に行きましょう。

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